越婢加朮湯
(えっぴかじゅつとう)
構成生薬 | 麻黄 , 石膏 , 生姜 , (ヒネショウガ) , 大棗 , 甘草 , 白朮 , (蒼朮) |
適応病態 | 少陽病期の実証で,熱状があり,口渇,尿不利,浮腫などがみられる際に用いられる |
適応疾患 | 浮腫, 腎炎, 脚気, 夜尿症, 湿疹, 変形性膝関節症, 急性結膜炎, フリクテン性結膜炎, 翼状片, ネフローゼ症候群, 慢性関節リウマチ, 乏尿, 頻尿症, |
原典 | 金匱要略 |
条文 | 「裏水の者は,一身面目黄腫し,其脈沈,小便不利す,故に水を病ましむ,仮令小便自利すれば,此に津液を亡う,故に渇せしむるなり,越婢加朮湯之を主る」 「裏水,越婢加朮湯之を主る,甘草麻黄湯亦之を主る」 「肉極熱すれば則ち身體の津脱し,腠理開き,汗大に泄る,癘風気,下焦脚弱す,越婢加朮湯之を主る」 |
備考 | 一般用漢方製剤製造販売承認基準収載. 外部リンク: metabolomics.jp, KampoDB |