大柴胡湯
(だいさいことう)
構成生薬 | 柴胡 , 半夏 , 生姜 , (ヒネショウガ) , 黄芩 , 芍薬 , 大棗 , 枳実 , 大黄 |
適応病態 | 少陽病期の実証で気うつ症候や便秘がみられる際に用いられる |
適応疾患 | 肩こり, 胆のう炎, 黄疸, 肝機能障害, 高血圧症, じんま疹, 悪心, 食欲不振, 糖尿病, 不眠症, 疲労感, 肥満症, 気管支喘息, 神経衰弱, 肋間神経痛, 頭痛, 胃炎, 便秘症, 耳鳴症, 多発胆石症, 無痛性胆石症, 遺残胆石症, 嵌頓性胆石症, 脳出血, 腸カタル, カタル性胃腸炎, 嘔吐症, 痔核, 痔瘻, 口臭ノイローゼ, 下痢症, 動脈硬化症, 胃腸炎, 器質性インポテンス |
原典 | 傷寒論, 金匱要略 |
条文 | 「太陽病,過経十餘日,反て二三之を下し,後ち四五日,柴胡の證仍在る者には,先ず小柴胡湯を與う,嘔止まず,心下急,鬱々微煩する者は,未だ解せずと為すなり,大柴胡湯を與えて,之を下せば,則ち愈ゆ」 |
備考 | 一般用漢方製剤製造販売承認基準収載. 外部リンク: metabolomics.jp, KampoDB |