メニュー  → 漢方方剤  → 
抑肝散
抑肝散
(よくかんさん)
構成生薬 当帰 , 釣藤鈎 , 川芎 , 白朮 , (蒼朮) , 茯苓 , 柴胡 , 甘草
適応病態 少陽病期の虚証で,神経過敏で易興奮性,易怒性,イライラ感,不眠などの精神神経症状があり,腹部では左腹直筋が緊張し,左臍傍の動悸がある際に用いられる。小児では,落ち着きがない,ひきつけ,泣き喚くなどの症状を呈する場合に用いられる。
適応疾患 虚弱, 神経症, 不眠症, 乳児の過度の啼泣
原典 保嬰撮要
条文 「肝経の虚熱,搐を発し,或いは発熱咬牙,或いは驚悸寒熱,或いは木土に乗じて嘔吐沫,腹張食少なく,睡臥不安なるを治す」
備考 一般用漢方製剤製造販売承認基準収載.
外部リンク: metabolomics.jp, KampoDB
 

TOPICS

遺伝子解析情報

活性試験情報

生薬成分の代謝情報

伝統医薬データベース


富山大学和漢医薬学総合研究所
研究開発部門
資源開発分野
資源科学領域
〒930-0194
富山県富山市杉谷 2630
TEL: 076-434-7601
FAX: 076-434-5064