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膠飴
膠飴
(こうい)
生薬別名 飴糖
生薬ラテン名 Koi
生薬英名 Koi
科名 基原参照
基原 イネ科 Gramineae
- トウモロコシ Zea mays Linné (IPNI:426810-1)
- イネ Oryza sativa Linné (IPNI:316812-2)

トウダイグサ科 Euphorbiaceae
- キャッサバ Manihot esculenta Crantz (IPNI:351790-1)

ナス科 Solanaceae
- ジャガイモ Solanum tuberosum Linné (IPNI:821337-1)

ヒルガオ科 Convolvulaceae
- サツマイモ Ipomoea batatas Poiret (IPNI:268477-1)
薬用部位 上記植物のデンプン又はイネの種皮を除いた種子を加水分解し, 糖化したもの
選品 未詳
主要成分 単糖類 monosaccharides
- D-Fructose
- D-Glucose

少糖類 oligosaccharides
- Maltose
- Sucrose

多糖類 polysaccharides
- Amylopectin
- Amylose
薬理作用 滋養強壮,健胃作用.
臨床応用 滋養,緩和,鎮痛薬として,急迫症状に応用する.作用は甘草に類似するが,甘草は各証に通用し,膠飴は陰虚証に用いる.
頻用疾患 腹が冷えて痛む,乾咳,呼吸困難,無痰.
含有方剤 黄耆建中湯 , 解急蜀椒湯 , 帰耆建中湯 , 小建中湯 , 大建中湯 , 当帰建中湯
帰経 脾, 肺, 胃
微温
神農本草経  
中医分類 補養薬
薬能 補中緩痛,潤肺止咳.
薬徴 膠飴の功は,蓋し甘草及び蜜に似たり。故に能く諸の急を緩む。
備考 第十八改正日本薬局方収載品.
外部リンク: 民族薬物DB, metabolomics.jp, KampoDB
参考文献  
 

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