当帰建中湯
(とうきけんちゅうとう)
構成生薬 | 当帰 , 桂皮 , 生姜 , (ヒネショウガ) , 大棗 , 芍薬 , 甘草 , 膠飴 |
適応病態 | 太陰病期の虚証で,胃腸の気血の巡りが低下したために消化管や尿管の痙攣性攣縮を生じた病態で,易疲労や顔色不良,手足厥冷,腹痛がみられる際に用いられる |
適応疾患 | 月経困難症,腹痛,痔疾患,脱肛 |
原典 | 金匱要略 |
条文 | 「千金内補当帰建中湯,婦人産後,虚羸不足,腹刺痛やまず,吸吸として少気し或は小腹拘急を苦み,痛み腰背に引き,食飲すること能わざるを治す,産後一月,日に四五剤を得て善しと為す,人をして強壮ならしむ(金匱要略産後病篇)」 |
備考 | 一般用漢方製剤製造販売承認基準収載. 外部リンク: metabolomics.jp, KampoDB |