柴胡加竜骨牡蛎湯
(さいこかりゅうこつぼれいとう)
構成生薬 | 柴胡 , 半夏 , 茯苓 , 桂皮 , 大棗 , 人参 , 竜骨 , 牡蛎 , 生姜 , 大黄 , 黄芩 , 甘草 |
適応病態 | 少陽病期の虚実中間証以上で,ストレスで神経過敏となり,動悸や胸苦しさ不眠などを訴える「煩驚」という特徴的な状態を呈するものに用いられる |
適応疾患 | 高血圧症, 動脈硬化症, てんかん, 胸内苦悶, めまい, めまい感, めまい症, めまい症候群, 動悸, 不眠症, 神経性心悸亢進, てんかん, 神経症, 心因性心悸亢進, 神経性心悸亢進, 不眠症, 慢性糸球体腎炎, 神経衰弱, 心臓性神経衰弱症, 不安ヒステリーなど, 乳児の過度の啼泣, 器質性インポテンス, 不安症, 便秘症 |
原典 | 傷寒論 |
条文 | 「傷寒八九日,之を下し,胸滿,煩驚,小便不利,譫語し,一身尽く重く,転側すべからざる者は柴胡加竜骨牡蛎湯之を主る」 |
備考 | 原典の鉛丹の代用に黄芩を用いることが多い。 別名: 柴胡加龍骨牡蠣湯 一般用漢方製剤製造販売承認基準収載. 外部リンク: metabolomics.jp, KampoDB |