滋陰至宝湯
(じいんしほうとう)
構成生薬 | 当帰 , 芍薬 , 白朮 , (蒼朮) , 茯苓 , 陳皮 , 柴胡 , 知母 , 香附子 , 地骨皮 , 麦門冬 , 貝母 , 薄荷 , 甘草 |
適応病態 | 少陽病期の虚証で,慢性の咳嗽があり,後咽頭壁の乾燥感や鏡面舌,微熱がみられる際に用いられる。咳嗽は夜半~早朝に頻発する傾向にある |
適応疾患 | 急性気管支炎,慢性気管支炎,上気道炎,嗄声 |
原典 | 万病回春 |
条文 | 「婦人諸虚百損,五労七傷,経脈不調,肢体羸痩」 |
備考 | 逍遙散に疎肝の香附子,滋肺陰の麦門冬,清肺の知母,地骨皮,潤肺化痰の貝母,和胃化痰の陳皮を加えたものである 一般用漢方製剤製造販売承認基準収載. 外部リンク: metabolomics.jp, KampoDB |